子供の矯正治療

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当院の小児矯正についてご紹介いたします

矯正が必要な子供の歯並び

矯正治療を施した方が良いとされる子供の歯並びをご紹介いたします。

歯並びがガタガタ(乱杭歯・叢生)

歯並びがガタガタ(乱杭歯・叢生)

乱杭歯・叢生(らんぐいば・そうせい)とは、歯が顎に入りきらず、歯と歯が重なり合っている状態です。歯並びがデコボコしているため、歯みがきの磨き残しが発生しやすいく、虫歯・歯周病の原因になります。

噛み合わせが悪い(交叉咬合)
噛み合わせが深い(過蓋咬合)

噛み合わせが深い(過蓋咬合)

交叉咬合(こうさこうごう)は、顎が左右いずれかへずれている状態です。過蓋咬合(かがいこうごう)は、噛み合わせが深く下の前歯が見えにくい状態です。噛み合わせが正常ではないので顔が歪んでしまったり、顎関節症の原因になります。食べ物が噛みにくく、発音がしにくいといった影響も。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯(上顎前突)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)とは、上の歯列が下の歯列よりも前に出すぎている状態です。3歳過ぎでも指しゃぶりの癖が続く場合には出っ歯になりやすい傾向にあります。ドライマウスや、スポーツ時に歯を損傷するリスクが高まります。

すきっ歯(空隙歯列・正中離開)

すきっ歯(空隙歯列・正中離開)

空隙歯列(くうげきしれつ)とは、歯と歯の間にすき間がある状態です。正中離開(せいちゅうりかい)は、前歯の2本の歯の間に隙間がある状態です。発音の問題が生じたり、歯に食べ物が詰まりやすいく、虫歯や歯周病の原因になります。

口をうまく閉じられない(開咬(オープンバイト))

口をうまく閉じられない(開咬(オープンバイト))

開咬(かいこう)とは、上下の歯が噛み合わずに常に前歯があいた状態のことです。前歯で、ものが噛めず、口が開いていることで、唾液の分泌が低下します。そのため口が乾いた状態になるので、口臭・虫歯の原因になります。

受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)

下顎前突(かがくぜんとつ)とは、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。発声に問題が生じることが多くあります。放置して下顎の成長が大きくなりすぎると、外科的な矯正治療が必要となることもあります。

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しばた歯科では、どんな不正歯列にも対応しております。お子さん一人ひとりに合った治療法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

小児矯正の治療法

当院では、歯並びが悪くなる原因にアプローチして、不正咬合を予防するマイオブレース矯正、顎の成長を促すことで歯が並ぶスペースを作る顎顔面矯正など、子供の成長期を利用して行う「歯を抜かない小児矯正治療」に取組んでいます。5~10歳ごろまでに治療を開始したお子様は、約95%の方が歯を抜くことなくキレイな歯並びになっています。

なぜ、歯を抜かずに治せるのか?

歯を抜かずに治せる理由は「治療方法」にあります矯正治療という言葉を聞くと、従来から行われている、顎の骨に収まりきらない歯を抜いて「ブラケット」を用いて歯をキレイに並べるやり方を思い浮かべる方がほとんどだと思います。

当院の歯を抜かない小児矯正では、骨格が固まる前に顎の骨の成長を促します。悪い歯並びの根本的な原因に働きかけることで、自然な成長と発達を実現しながらキレイな歯並びをつくっていきます。

顎顔面矯正(歯を抜かない矯正治療)

顎顔面矯正では、永久歯が「キレイに並ぶ顎」を作ります。現代人は、食生活の変化により、歯が大きくなり顎が小さくなる傾向にあります。特に子供はその傾向が強くなっています。

そのため、歯並びがガタついたり、歯が生えてこなかったりします。子供のうちにそのような傾向を把握し、顎の骨の成長を促してあげることで、永久歯が本来の正しい位置に並び、自然にきれいな歯並びになります。

マイオブレース小児矯正(歯を抜かない矯正治療)

マイオブレース小児矯正は、歯並びが悪くなることを予防します。最近の研究によると、乱れた歯並びや顎の発達不全といった歯列不正の原因は、遺伝のせいだけではないことが明らかになっています。

口呼吸、舌突出癖(舌を前に出す癖)、逆嚥下(舌の奥を押し広げて食物を落とし込む食べ方)、指しゃぶりなどのお口の癖も、歯並びを悪くする原因となります。

マイオブレース小児矯正では、これらのお口の癖を小さな頃から直していき、歯並びが悪くなることを事前に予防します。

お子様に合った治療方法をご提案いたします

上記の治療方法以外にも、さまざまな方法があります。

  • 出っ歯の症例で使用する「ダイナミックアプライアンス」や「ヘッドギア」
  • 受け口の症例で使用する「フェイスマスク」
  • お子さんの成長に合わせて主に就寝時に使用する「ビムラー」

また、拡大装置にも「クワドヘリックス」や「バイヘリックス」などの種類がございます。

矯正治療を始める時期

矯正を成功させる鍵は、治療を始めるタイミングにあります。歯を抜かない矯正治療は、永久歯が生えそろう前の成長期にしかできない治療です。

できるだけ早く始めるのが良い

矯正治療を始める時期

5~10歳ごろまでに治療を開始したお子さんは、約95%の方が歯を抜くことなくキレイな歯並びになっています。永久歯列の状態で行う矯正治療では、歯を抜かずに歯並びを治すことは難しくなります。場合によっては手術が必要になることもあります。また、子供の時期は治療の装置を痛いと感じることが少ないのも特徴です。

子供の時期に歯に関心を持たせることで、きちんと「歯磨き」をする良い習慣もつきます。痛みが少なく、歯並びが治りやすい子供の時期に始めると治療に挫折することも少なく、早い時期に矯正治療を始めるメリットは大きいといえます。

矯正期間と費用の目安

患者さまのお口の中の状態や開始するタイミング、治療法によって治療期間と治療費が異なってきますが、目安としては以下の通りです。

  • 治療期間の目安:1年から3年程度
  • 治療費の目安:30万円程度

当院では、乳歯と永久歯が混ざっている段階で始める矯正治療については一律30万円(税別)です。その後、経過ごとに追加料金がかかることはございません。

矯正の「無料相談」を行っております

矯正の「無料相談」を行っております

治療期間や費用については、患者様により異なります。そこで、当院では無料相談にて具体的にご案内させていただいております。

無料相談では、これまでの治療例や模型などをご覧いただきながら、お母さま・お父さまもイメージができるように詳しく丁寧にご説明いたします。

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当院は、一般の小児歯科の診療も行っております。小児歯科の診療や健診で当院へいらした際は、ぜひお気軽に「無料相談」へお越しください。